会長挨拶

近年、AI(人工知能)の発達によりさらに進化したテクノロジーが、日常生活や産業の様々な分野に大きな変革をもたらしています。また、環境保護や持続可能な社会への関心の高まりとともに、再生可能エネルギーの利用促進やCO2排出量の削減、廃棄物のリサイクル促進などが一段と進むなど、社会の様相が急速に大きく変化しています。
 守口門真商工会議所青年部(以下、「守口門真YEGという」)メンバーは、このような社会経済の急速な変化に対応できているでしょうか。欲しい物や情報は何でも揃う不自由のない成熟しきった現代だからこそ、かえって変化への対応が難しいのかもしれません。しかし、我々のような中小規模の事業主であっても日々適切な対応をし、時代の大きなうねりを乗り越えていかなければなりません。そして、経営者は事業の維持発展のために、更なるブラッシュアップや新たな挑戦が常に求められます。いま我々に必要なことは、急加速で変化していく社会経済の情勢を見据えながら自身の知識をアップデートし、新たな挑戦をしようとするときに自身にとって真の助けとなる人脈を、業種の枠を超えてしっかりと作っておくことではないでしょうか。
そこで、令和6年度スローガンを【 +1 PLUS ONE 】としました。私は、この守口門真YEGは「望まなくても叶う、望めばなお叶う」組織でありたいと考えています。自らが望めば情報や人脈はもちろん、自己の成長や新しい発見など多くを得ることができ、意図して望まなくともYEG活動に参加することで自然と得ていた、というような若手経営者にとって力の源のような存在です。これまでセミナーや交流会に参加してみたものの、「いやいや、その先が聞きたいねん」や「もう一歩踏み込んで深く知り合いたいんよ」と感じたことはないでしょうか。守口門真YEGは経営者が集う組織です。他では得難い、経営者にとっての「+1の価値」を与えられる例会や事業がここにはあります。このような「+1の価値」をもった活動を、対内対外を問わず積極的に発信していくことで守口門真YEGの魅力が高まり、メンバーの参加意欲が向上し、入会を望む若手経営者が自ずと増えるはずです。
 令和6年度は、「経営者にとって価値ある研修活動」「業種バリエーションに富んだ拡大活動」「さらに深く知り合える交流活動」「魅力をたっぷり伝えきる情報発信活動」「一体感で満たされる地域振興活動」「愛で包まれたメンバーフォローアップ活動」を実践し、守口門真YEGの真の価値と新の魅力をこれまで以上に高め、メンバーが思わずその価値や魅力を周りに伝えたくなる、そんな団体を目指してまいります。
 また、昭和59年1月に創立された守口門真YEGは、今年度で創立40周年を迎えます。平成14年度第22回全国大会守口門真大会の開催など、今日まで先輩諸兄姉が脈々と築いてこられた実績やその想いをしっかりと受け継ぎ、さらに発展し続けるために守口門真YEGの存在意義や活動目的を検証し、これから10年、20年先の繁栄に向けた組織力強化の礎となるよう1年間運営してまいります。

ここのメンバーはみんなが仲間。みんなで知恵出して、汗かいて、時間使って、自他ともに認めるブランド力の高い守口門真YEGを創っていこう!そして、必ず自らの成長につなげよう!

令和6年度 守口門真商工会議所青年部 第27代会長 小山 樹

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